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2008年01月19日

ら抜き


再来軒(既閉店)


ら抜き言葉」については、もうずいぶん前からいろいろな議論がされている。「ら抜きの殺意」なんて舞台もあったし・・・。

要するに正しい日本語(正しい日本語の定義は難しいが)では、「食べれる」ではなく「食べられる」であり、「見れる」ではなく「見られる」ということなんだそうである。

元来、ルーズな性格な私は、通じればいいじゃんという立ち位置である。つーか、言葉だけで人と人の意思疎通が完璧に行われるというのは不可能なんで、それならばいっそ、悪ふざけして意味のない語彙をセンテンスに挿入したり、過剰な韻をふんだり、誤用を楽しんだりという不埒な輩なんで、ある意味始末が悪い・・・。

かといって、「ら抜き言葉」否定派を全否定するつもりもない。言語の変化に限らず、全ての事柄の進化(あるいは退化)は、すべからくアンチ派とのせめぎ合いというプロセスを経たほうが健全かなという気がするんで・・・。


「ら抜き言葉」参考リンク

日本語の乱れ
「ら抜き言葉」について
「ら抜き言葉」とは何か?
ら抜き言葉
「ら」抜き言葉の謎
「ら抜き言葉」を推進しよう

上記のリンク先は主に肯定派のコンテンツやブログエントリーなのですが、ネット上を検索してみて、思ったより否定派が少ないのにびっくりしました。もしや、ITを道具として柔軟に使おうという認識の人は、言葉の変化に対しても柔軟なんでしょうかね。いささか、短絡過ぎるステレオタイプな仮定のような気もしますが・・・。


そんなこんなで、「ら抜き言葉」による日本語の変化には、すんごく寛容な私がどうしても許容できない変化があります。

というのは、最近のラーメンのトレンド。

正月5日に放送された「王様のブランチ」で、ラーメン王石神氏が、今年ブレークするラーメンは「鮮魚系ラーメン」と「イタリアンラーメン」だと熱く語っていました。また、その石神氏は、「一個人2月号」の「2008年版大人のラーメン大賞」という特集で、「スープを使わないスープOFF系や豚骨、二郎インスパイヤ系などが注目ですね」と語っています。(その特集で石神氏と対談している大崎氏は「和え麺のバリエーションがもっともっと増えてほしいですね」とコメントしています)

自分的に首を傾げるのは、上記に書いた「注目のラーメン」の中で「汁なしのラーメン」の占める割合がかなり高いこと。汁なし(石神氏的に言えばスープOFF系、大崎氏的に言えば和え麺)がラーメンなのかと疑問が湧いてくるのですよ。

白濁豚骨ラーメン圏の九州人の私にとって、どうも「汁なし」はラーメンとして認知できないのです。石神氏や大崎氏に代表される「ラーメン評論家」にとっては、トレンドを作り出すということがメシノタネにもなるんでしょうね・・・。うららの裏らーめんという携帯サイトの渡辺樹庵氏の「もっとここだけの話  TOKYO☆1週間ラーメンオブザイヤー2007受賞店を斬る!! VOL.5」というコンテンツでは、渡辺氏が「ラーメン界の流行ってさ、自然発生型と石神氏発生型の二つがあるわけ」と語っているのはオモシロイ。ここでは渡辺氏は「汁なしはラーメンとして見れない」「(汁なしは)ラーメン屋からしたらオイシイよねぇ~。原価安いもん(笑)」なんて発言もあって興味津々。

出汁に豚骨や鶏を使っていても多くのラーメンは、最終的な味付けである元ダレである醤油や塩や味噌の名前が各々のラーメンのカテゴリーを表す言葉として、呼称の頭に冠されるのです(醤油ラーメンだったり塩ラーメンだったり・・・)。ところが、白濁豚骨ラーメンは例外的に出汁の種類がラーメンのカテゴリーを示す言葉とされるのです。

ということは、豚骨から煮出した出汁に元ダレや脂を合わせたスープが存在しなければ、どんなに創意工夫しようとも白濁豚骨ラーメンとは言えない訳です、たぶん。(豚骨風味の焼きラーメンはあるけど)

であればこそ、ほとんどラーメンと白濁豚骨ラーメンが同意義の私にとっては、汁なしはラーメンではなくラ抜きの「メン」料理のバリエーションの一つとしか考えられないわけでして。それはあたかも「ちゃんぽん」や「皿うどん」と同様に。

(蛇足)
ラーメンのスープは豚骨であるべしという事を極端に思いつめてしまうと、それと調和すべき麺の存在が希薄になってしまうのですが、danchu2月号の特集である「ラーメンはいま、麺の時代へ!」なんてのを読んでしまうと、美味しい麺はラーメンに不可欠だなという想いは大きくなります。(その特集のトビラの「麺大好きニッポン人がたどり着いた答え」という石神氏が書いてるコラムは、ラーメンへの愛・麺への愛が感じられて秀逸。石神氏を毛嫌いしているわけではないので、念のためw)


てな事で、なんか空回り気味の長文になってしまいましたが、私は根っこが「まっ、いいか」な人なんで、「流れに掉さして」というスタンスが基本かも。

そういえば、「流れに掉さして」という言葉も、本来とは逆の意味に誤用されることが多いようですね。私の真意は読んでいただいた方のご想像にお任せします(爆)

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